液晶ディスプレイの特徴って

パソコンをどんな目的で使うかによってディスプレイ選びが変わる

液晶モニターを選ぶなら、まずパソコンをどんな目的で使うかを考えましょう。パソコンでDVDを見る、TVを見る、仕事、
ゲームなど、使い方によって、液晶モニターのサイズや機能が変わってきます。
ここでは、ディスプレイの種類、用語、オススメディスプレイを紹介していきます。
あなたにあったディスプレイを見つけてください!!

ディスプレイの特徴
ディスプレイには、CRT(ブラウン管のディスプレイ)とLCD(液晶ディスプレイ) の2種類があります。
両方のメリット・デメリットから説明すると

LCD(液晶ディスプレイ)
メリット:
超寿命(5万時間程度) 、省スペース 、省電力(35W程度)
デメリット:
色再現性が悪い 、応答速度が遅い (3Dゲームに弱い)

CRT(ブラウン管のディスプレイ)
メリット:
価格が安い(2-3万円)、色再現性が良い(液晶の比ではない)
画面がガラスのため、衝撃に強い
デメリット:
低寿命(1万時間程度) 、スペースが必要、大消費電力(110W程度)

両方に一長一短はありますが、オススメは、液晶ディスプレイです。
今までは液晶ディスプレイと言えばかなり高価な印象がありましたが、最近ではだいぶ値段も下がってきて購入しやすくなってきています。
省スペース、省電力は、使う側にとってありがたいですね。
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液晶モニターの基礎用語
液晶モニターを選ぶ時に出てくる用語を簡単に説明します。
モニターを選ぶ際の参考にしてみてください。

●解像度
Windowsでは、表示解像度が高ければ高いほど、デスクトップが
広く使えて快適になる。なるべく高解像度製品を選んだほうが良い。
●応答速度
画面が白から黒、黒から白になるまでの時間を表し、数値が
低いほど残像感が少なくなる。動画再生やゲームなどの用途で重要。
現在は、「応答速度12ms」が最速。
●画面サイズ
液晶ディスプレイの場合、CRTと比べると同じサイズでも表示される
範囲が広く、実サイズは大きめとなる。CRTモニターの17インチが
液晶モニターの15インチと同等の大きさになります。
●コントラスト比
黒と白の輝度差を表し、800:1といった具合に表されます。左側
の数値が高いほど、黒が真っ黒に、白が真っ白に近づく。
コントラスト比が高いと、画質にメリハリと立体感が生まれ
見栄えがよくなる。
●輝度
画面の明るさを表す数値。数値が高いほど表示が明るくなります。
300cd/m2以上ならかなりの高輝度液晶です。動画再生など
では大切なポイントになります。
●視野角
画面を視認できる範囲。動画などを複数の人で視聴するなら
視野角の広い液晶を選ぶべき。個人のみで使うなら、あまり気にしなくてもよい。

使っているディスプレイを買い換えたい
今、使っているパソコンのディスプレイを買い換えたいって思っても、どこをどう見たら良いのかってわからないですよね。
そこで、注意するポイントを紹介します。

今使っているパソコンとディスプレイのインターフェースを確認してください。以下の画像を参考にしてください。
アナログとデジタルの端子があり、アナログ接続の場合は、「D-Sub15ピン」
デジタル接続の場合は、「DVI-D」「DVI-I」にわかれる。 ディスプレイ端子 D-Sub15ピン DVI-D DVI-I

(ポイント1)
PCに搭載されているディスプレイ出力端子と同じコネクタを装備したディスプレイを選ぶ
(ポイント2)
DVI-I端子搭載の製品を購入する。

※ただし、メーカー製PCの中には、専用のコネクタ形状で接続されているものもあり、注意が必要。
(大抵は、D-Sub15ピンが搭載されている)